脳神経内科

脳神経内科専門医の訪問診療@松阪市

 

脳神経疾患は、脳神経変性疾患、遺伝性神経疾患、免疫性神経疾患など多岐にわたり、その多くは根治療法がなく、体の自由を慢性的に奪ってしまうものです。そのような脳神経疾患の経過においては、外来通院困難となる期間は長期にわたり、臓器寿命が延びている近年においてはことさらです。特にパーキンソン病患者さんの数は増え続けており、それらを中心とした脳神経疾患の在宅往診需要は今後益々増加していくものと考えられます。一方で、その扱う脳神経疾患の特異性から、脳神経内科は非常に専門性が高い診療科であると言えます。

未曾有の災禍のため、病院や施設への入院・入所に際しご家族様との時間が制限され、最後の時間も満足に一緒に過ごせない患者様や御家族様を拝見し、心を痛めておりました。2022年3月で松阪中央総合病院を退職し、生まれ育った松阪市で神経内科専門医とし自身自身の専門性を活かし神経難病の方に特化した在宅支援診療所を2022年4月より運営させていただく次第です。

通院が困難になった方、神経内科専門医の診療を長らく受けていない施設入所中の方など一度御相談ください。
詳細は在宅医療連携室(医療法人いいとも会診療所内)0598-56-6001にお問い合わせください。

神経難病の患者様の在宅生活を支援するのに在宅診療だけでは成りたない事は明白であり、訪問看護・訪問リハビリテーションが必要であり、「訪問看護ステーション かふう」も併せて立ち上げをさせて頂きました。訪問診療させて頂いている患者様に対して訪問診療と連携した訪問看護やリハビリテーションを提供したいと考えておりますが、すでに他事業所の訪問看護を利用されている方に関しては、これまで通りのサービスを継続して利用していただく予定です。当ステーションに対しては小生からも神経難病のケアなども指導をさせて頂き、利用者様に適切な看護やリハビリテーションが提供されているか密に連携し確認させて頂く次第です。

よろしくお願い申し上げます。

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