訪問看護ステーションかふう

【みくも村・かふう】定例勉強会をピックアップ

看護小規模多機能型居宅介護事業者みくも村、訪問看護ステーションかふう、有料老人ホームロジーナ布袋はすべて同じ建物内に入っています。

そのため様々な職種(介護福祉士、ケアマネージャー、看護師、リハビリなど)が同じ場所で仕事をしているのですが、それぞれの職種の強みを活かし定期的に勉強会を開催しております。

今回の内容は利用者さんのリハビリやリフレッシュのための筋トレとストレッチについてです。利用者さんに対し筋トレやストレッチを行うことは多いのですが、しっかりとした理論を理解している人は案外少ないものです。

今回は理論に基づきどのような筋トレやストレッチが効果的なのか、どのような効果あるのか、そして利用者さんでもやりやすいおススメの筋トレやストレッチの例について教えてくれました。当法人が得意とするリハビリの専門家の理学療法士が講師です。

まずはストレッチの理論から入りました。

【ストレッチの時間と深さ(範囲)】

  • 時間については6秒・10秒・30秒で行う説がある
  • 長時間の実施は筋力低下のおそれあり
  • 疼痛を感じない最大伸長位で

理論を理解しストレッチしたい筋肉をしっかり伸ばす!ということでしたが次のような理論があるようです。

ポイントについても分かりやすく示してくれました

【ポイント】

  • 声かけを行う
  • おおよその可動域をしっておく
  • まずは自分にやってみる

123!やよいしょ!などと声をかけることによってストレッチを行う側はタイミングがとりやすくなります。

そして自分でもやらないと理解できませんから自分でもやってみましょとのことです。

座位のみしかできない方も多くいらっしゃるため座位のみの方はこういうのが良いですよなど、色々と例を挙げてくださいました。

次は筋トレ編です。

【方法】

  • 回数の設定(10回1セット×週3-5日)※
  • 負荷量の設定(10回出来る負荷)※
  • 離れていく動きが効果◎

※これがすべてではありあせん、目的によって変わりますが一例として

筋肉を傷めないためにも正しい方法(処方)で行うことが大切!

【ポイント】

  • 声かけを常に行い、鼓舞する
  • 栄養状態に注意する
  • まずは自分にやってみる

プログラムを立案した上で行うことが大切!

ということです。REPなどという筋トレマニアが喜びそうなマニアックな用語もいっぱい出てきましたがここでは割愛します。

こちらもストレッチと同様ですが、123!やよいしょ!などと声をかけることによって筋トレを行う側はタイミングがとりやすくなります。筋トレはストレッチよりも辛い面があるぶん利用者さんを「鼓舞」してあげることが大事とのことでした。

筋トレも座位のみの方はこういうのが良いですよなど、色々と例を挙げてくださいました。

認知症や神経難病のリハビリに良いなどは知っているのですが、実はそこまで深い理論までは知らずにストレッチや筋トレをやっていた方が多かったようです。

理論やコツなどをつかめたので質が上がりそうです。

このように専門の職種がいることで体系的に専門的なことを聞いたりすることができるのはみくも村の強みです。

また、リハビリやストレッチに限らずリハビリ全般に関して、施設外への研修会や講演会なども積極的に行っておりますのでお問合せ下さい。松阪市はもちろんのこと近隣の市町村、三重県の施設様の役に立てればと思っております。

TOP