いいとも会
【当法人理学療法士(PT)坂野航平が理学療法士協会11月号で当リハの紹介記事を執筆しました】
当法人所属理学療法士(以下PT)坂野航平がPT協会11月号『リハビリ室紹介リレー』で、当リハビリテーション科について、紹介記事を執筆させていただきました。以下、原文となります。
突然ですが「神経難病・認知症」と聞いて何を思い浮かべますか?多くの人は悪くなっていく病気、リハビリしても…と回答するでしょう。当法人は神経難病・認知症に特化した松阪市の地域病院です。事業所は多数あり看護小規模多機能型居宅看護事業所、訪問看護ステーションやデイケア、ヘルパーステーションなど一気通貫で提供しています。法人全体で理学療法士7名、作業療法士2名、言語聴覚士2名が在籍しています。私が勤務するデイケアには、認定理学療法士(循環器・脳卒中)、公認心理士、認知症看護認定看護師、パーキンソン病の国家資格であるLSVT®BIG認定療法士、パーキンソン病療養指導士などの資格保有者が業務にあたっています。主な業務は外来リハビリ(神経難病・脳卒中後遺症)と、デイケアの「パーキンソンコース」、「いいともコース」2つを行っております。ここで導入に戻りますが、私も神経難病・認知症は悪くなっていくイメージで、残存機能でどうしようか、家族にどう協力を得ようか、先手を打って呼吸器導入や、車椅子の準備を…など、どう適応するかということに注力していました。しかし、働く中で「神経難病に再び適した状態」とは?と思いはじめ、私が考えていたことは療法士主導のものであり、本人の意思を尊重できていないことに気づきました。お身体のことはご自身が一番知っています。その中で「こんなことがした、こうありたい」と言ってくださる気持ちをどう叶えられるか。そこが神経難病・認知症を患う方と伴走する療法士に必要なものであり醍醐味ではないかと感じました。当法人は最後まで歩きたい方にロボットスーツHAL®を使用した歩行運動処置外来、苦しくないように生活したいという気持ちを叶えるため、予防的な観点も含めLICトレーナーを使用した呼吸練習など新たな治療機器を導入しています。「困ったら宇野さんに聞いてみる?」をテーマにして、地域のみならず、県内からも問い合わせ頂ける暖かい法人を目指しておりますので、お気軽にお電話・メールしてください。(0598-30-8588)最後に、わたしたちの想いは開業当初からの理念である「一隅を照らす精神」です。小さな灯火でもその灯火が増えれば国中を明るくするという考えです。一人ひとりがこの松阪で暮らし、置かれている環境の中、一生懸命生きる。日々生活することは当たり前のように見えますが本当に尊いことです。病気の進行を止めることは正直できません。しかし最後まで自分らしく、今まで暮らしたこの松阪で、みんなで支えあい人生を全うしていく。この灯火が神経難病・認知症を患う方に向けた希望の灯火になり、国中を照らす拠点となれるように願っています。
※画像・記事は、理学療法士協会11月号からお借りしております。ありがとうございました。
